Molex SL Connector を揃えました

MikroElektronikaやAdafruitやSparkfunの様々なモジュールとジャンパワイヤとブレッドボードで作ったプロトタイプを半永久的に固定するにはどうしたらよいでしょうか。どう繋ぐかは界隈で統一がなく、Mikrobus、qwiic、JST、 QC(クイックコネクト、Dupontなど様々な通り名がある) といった提案があって混迷しているようです。個人的に圧着端子を統一して作りたいと思って以下の条件で探しました


  • ブレッドボードフレンドリーな2.54mmピッチ
  • 基板対電線はもちろん電線対電線も可能
  • 極性付きで向きを間違えない
  • ラッチ付きで振動や衝撃では抜けにくい
  • 端子の大きさは特に気にしない

JST(日本圧着端子製造株式会社)の製品も調べたのですがなかなかどうして条件が満たせない。悩んだ挙げ句 Molex SL Connectorにして、なんと6万円もする専用圧着工具を買ってしまいました。Mouserのカタログとにらめっこして、オス・メス、スズメッキ・金メッキを注意深く調べて発注しました。


このように専用圧着工具を買うと高くつくのでもっと安い選択肢としては


  • 圧着済みケーブルを各種取り揃えて買いこむ。
  • ジャンパワイヤを挿したところをRTVシリコンゴムで固めれば相当の強さになるし外したいときは注意深くナイフでゴムを削り取ればよい。
  • 汎用圧着工具をあくまで汎用と割り切って使う。
  • 「なぜ圧着端子が苦労の末に考え出されたのか」を顧みない最後の手段としてのハンダづけについては、取り返しがつかないし下手をすると見苦しくなる

自由(出たとこ勝負)と規格ロックイン(もう些事に悩まなくて済む)のバランスになってきます。ArduinoのShieldもユニークな解です。

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